2016年8月24日水曜日

Thank U for everything!

ONE Music Camp 2016が終わって3日が経過しましたが、
全てを出し切った搾りかすのようになっているsatoです。

改めてONE Music Camp 2016に来てくださった全ての皆さん
本当にありがとうございました!

今年は7年目で一番暑い2日間だったと思います。
山の中だから都会よりはまだマシなんですが、それでもそんな中お客さんは一生懸命重い荷物を運んで、テントを建てて、全力で楽しんでくれてました。曽我部恵一さんも言ってたけど、だれもスマホ見てなかったw

アーティストの演奏はもちろん、プールやスチームサウナやワークショップ、自分で持ち込んだビリヤードやってる人たちもいましたww

電波も悪いのもあるけど、スマホの中より目の前にある自由を選んで来てくれてる、楽しみ方を知ってる、そんな感じがして、お客さんに恵まれたフェスだなと、本当に思いました。そんなお客さんに新しいあそびを出してくれたBACK TO THE NATUREのスタッフにも、心から感謝してます。

アーティストの演奏も本当に凄かった。このアーティストならこの時間の、このステージでってことを半年も前からずっと考えてブッキングやタイムテーブルを組むんだけど、その想像を軽く超えて来てましたよね。お客さんのエネルギーもすごくって、ちょっと尋常じゃないパワーが生まれてる瞬間が何度もあった。

メインステージはたくさんの人が見てたと思うからセカンドステージのWONDER HIVEと、サードステージの猫ディスコのエピソードをひとつづつ紹介します。(全てのアーティストが素晴らしくて、エピソードを語りだしたらもう一回ONEをやらなきゃいけないくらい本当は時間が必要なんだけど)

SODA!のとき、彼らはWONDER HIVEのトリだったんだけど、1バンド目の Jinny Oops!からトレモノまでの全てのアーティストが、素晴らしく良い流れを作ってくれたんですよね。

お客さんはスタートから昼、夕方、夜、深夜へと、野外ならではの移り変わる1日の流れを肌で感じながら、最後にSODA!が出る前、すげえいい感じになってて、今か今かとスタートを待ってた。

もうこの時点でステージとしては成功なんだけど、本番前のセッティングの時間にSODA!のギターの高松さんが僕に「もう音出してもいいですよね?」って聞いてきて、僕は『演奏前のリハーサルとして音を出してもいいですよね?』って意味だと思って、もちろんいいですよ、と答えたんだけど、そしたらいきなり本番を始めたんですよw

浅野忠信さんが「ガマンできない!すぐ始める!それが俺たち!!!」ってMCして演奏が始まって、PAさんも慌てて大急ぎでスタンバイして、それに答えるようにお客さんはガンガン踊りまくってレスポンスしはじめた。

正直ムチャクチャなんだけど、あの時点でお客さんの心をガッと掴んでたし、SODA!のスタイルとしてこれ以上ない正解だと思った。お客さんも物凄い勢いで、バンドの演奏のパワーを超えてんじゃないかって思うときもあって、バンドがそれに答えてまた凄い演奏をするっていう、最高のグルーヴが生まれてた。

その演奏みてたof Montrealのケヴィンが"Get Power♪"ってつぶやいてたってのをウチの奥さんが後で教えてくれて、、もう、主催者の想像を超えるってのはこういう事だと思いましたよ。

そしてあともう1つ、最後の演奏をしてくれたfula。
ステージの猫ディスコは自分で言うのもなんだけど、バンドが演奏するにはとても厳しいコンディションで。何しろまともな床すらない、土の上だからね。それでも彼らは演奏することを喜んで引き受けてくれたんです。(この点に関して、猫ディスコに出てくれたmantravine、サラケダス、DJのLittle bitchとko-kiくん、集まってくれたお客さんにもすごく感謝してる。)

本番前、時間もない中fulaはほとんど全部自分たちで急いでセッティングを進めてくれて、演奏を始めるとfulaの優しくて爽やかで、でも実は心の奥底に流れる熱い想いが、ストレートに伝わって、めちゃくちゃ気持ち良かった。最後の曲でヴォーカルの字引さんがギターを掲げた表情と音に、涙が出そうなほど感動しました。fulaにラストを頼んで、本当に良かったと思ったよ。


ここまでにしようと思ったけど、OAUのTOSHI-LOWさんとの話もしとこう!
最初会場に来た時、上半身裸、見事な肉体美で遠くから誰がどう見ても凄いオーラの人がいてすぐに分かりました。別になにもしてないんだけどもう最初は怖くって(すいません)。でもOAUの素晴らしい演奏の後に、OAU主催のフェス、New Acoustic Campについて色々教えてくれて、同じ主催者側の立場として対等に話をしてくれて。「同士だと思ってるよ」とまで言ってくれた。あんな百戦錬磨のアーティストにそう言われて、胸が熱くなったよ。


そして最後に、ボランティアスタッフの皆さんも素晴らしかった。
それぞれ個性があって、それを生かして責任を全うしてくれたし、ONEを心から楽しもうとしてくれてた。深夜にはどう考えても疲れまくってるんだけど、笑顔でいてくれた。自ら手を上げて本気で取り組んでくれるその姿勢、心からリスペクトします。


あーまだまだ語り足りない!ぜんっぜん語り足りない!9月に打ち上げやるつもりなんで、お客さんも来たい人は来て語りましょう!
そしてまた来年、再来年、もっともっとやろう!面白いことを繋げていこう!

皆さん本当にありがとうございました!
Thank you for everything!
<sato>


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